我慢強く、辛抱強く！

お客様のイメージに近づけるためにはどうすれば良いのか？私たちは必死に考え、試行錯誤を繰り返したのでした。

その結果、樹脂用のインクでは希望の風合いがでないことが分かり、最終的には「プラモデル用の塗料がベスト」ということで意見が一致。塩ビ板に塗装するという仕様でご注文に至りました。

ところが、ここからも難問山積です。
塗装はしてみても、プラモデル用の塗料の密着性が悪く、色むらが出来てしまったりで、相当に苦労しました。
幾度となくトライし試行錯誤の結果、何とかお客様にご納得いただけるクオリティまでもっていくことができたのです。しかし、今度は色合いが微妙に違っていたり、一難去ってまた一難です。

その結果、塗装を3工程に分けることで、密着性と色合いの双方を同時に実現することができたのです。

製品として納まるまで、大変な苦労があったのですが、納品した製品がホームページに掲載されているのを見て、そのページを通じて多くの方々に見て頂ていることを実感したとき、辛かった想いが消え、嬉しい出来事に変わりましたね。